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含水率試験

2025/09/16

製材所が材料を作る上で大切な「含水率」

もともと丸太は自分の重さの2倍(含水率200%)くらい水分を含んでいるものですが、製材されると1年2年かけて、だんだんと水分が抜け30%くらいまで下がってきます

ただ勝手に下がってくるだけなら良いのですが、反ったり、ねじれたり、お家で使うには不都合も多いので製材工場では乾燥機に入れて人工的に乾燥させます。

人工乾燥をすることで強度も安定するため、JASでは20%以下はSD20, 15%以下をSD15といい、乾燥品質をしっかり管理する必要があります。

こちらは先日、公的試験機関(森林林業技術センターさん)との比較試験の様子

私たちが普段使用している含水率計が、公的試験期間の実施する含水率試験の値と比べ甘く出過ぎていないかどうかをチェックします。

この値を元に、形や樹種ごとに補正をし、確実な乾燥品質で森の木の製材品は送り出されています

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プレカット工事課

山本 奈央

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