
製材事業部山村です。林業関係の講習会で姫路市に来ました。
ご存知世界遺産姫路城、しそうの森の木の宍粟市山崎町からは車で1時間ほどかかります。

城はさておき、回れ右をして新快速が行き交うJR山陽本線沿いのデッキを東へ10数分ひたすら歩きます。

緑化屋根がキャッチーなアクリエひめじ。2021年9月開業の文化コンベンションセンター(ホールとか会議室がたくさんある複合施設)で、最近の集まりごとはこちらでの開催が多くなりました。デッキからは新幹線もよく見えます。


この施設の「木」的なお楽しみポイントはデッキ~アプローチにかけての植栽です。ヤマザクラ、イロハモミジ、メグスリノキなどを中心に流行りの?里山風に仕立ててあります。株立ちなので雰囲気がとても良いです。JR播但線との絡みも絶妙だと思いませんか。

また足元には「姫」にまつわる花がたくさん植栽してあるのですが、なにせ今は真冬なもので…春まで今しばらく、ヒメコブシを待ちましょう。

花も葉も少ない季節だからこそ樹形や実をはっきりと見ることができます。左エゴノキ右アオダモ。アオダモといえば野球のバット材(近年はホワイトアッシュやメープルが主流なようです)として有名ですが、葉はさわやかで花や実はとても可憐なので住宅の庭木にもおすすめします。調子に乗ってしばらくのあいだ実を観察をしていたら(監視カメラを見ていたであろう)警備員さんから職質気味の挨拶をされました。せちがらい。