
しそうの森の木建材事業部、主任のうっちゃんです。
さて皆様、
タイトルの「さんずんごぶ」とは何かご存知でしょうか。
古のオマジナイ? あるいは売れないお笑い芸人のコンビ名??
いいえ、もちろん違います。「さんずんごぶ」とは尺貫法による
長さを表すことばで、漢字で「三寸五分」と書きます。
「三寸」は「さんすん」と発音しにくい為、たいていは「さんずん」と
濁音になります。これが「さんずんごぶ」の正体です。
一寸はおよそ3センチメートルで、一分はその10分の1で3ミリ。
つまり、三寸五分はおよそ9センチ+15ミリで105ミリの長さです。
木造建築の世界、大工さんや職人さんの世界では「さんずんごぶ」が
非常に多く使われ、もちろん、ここしそうの森の木建材工場でも毎日のように
「さんずんごぶ」を使います。
すこし大げさかも知れませんが、私は、この「さんずんごぶ」にわが国
日本の林業、木材、建築、歴史、ひと、生活等々に関する多くのことが集約されているのではないか
と思っています。
これからこのブログで日々の建材工場での作業風景などに触れつつ「さんずんごぶ」について
少しずつ書いていきますので、皆様の楽しみのひとつに加えてくださいね。