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存在を示すことも大切

2025/01/22

いつも御贔屓ありがとうございます。専務取締役の三渡保典です。

昨年12月に東京ビックサイトで開催されたモクコレ2024プラスに出展してまいりました。兵庫県職員と共に共同ブースでの展示でした。お蔭さまで大盛況のうちに終わることができ、皆様へは感謝しかございません。ありがとうございました。

さて、弊社は言うまでもなく「ものつくり」の会社です。日本人はもともと「良いものをまじめに作っていれば売れる」という職人気質みたいものがあって、実際に世界を見渡すとTOYOTAをはじめとするモノづくりにおいて品質に絶大な信頼があるのに気づかされます。いまやそれは「日本国」そのものへの信頼へとなっています。

ですから、我々の特質として自分が作ったものを良い風に宣伝するのは「おこがましい」とか実力以上に良く見せたりするのを「恥ずべきこと」だとかDNAレベルで思うようになっているのではないでしょうか。

一方で、世界のライバルたちを見てみますと「デザインは最高だけど維持費がかかる。」「安く作って誇大宣伝でシェアを伸ばす。」「発明者は違うけど、流行りに乗じて似たような商品で売り上げをあげる。」などなど、ものつくり品質よりもマーケティング(売るための手法)を重視した企業が多いように感じます。

日本人からすればけしからんというような気持ちもあるでしょうが、世界の目で客観的にみると「日本の弱点」でもあります。情報が発達していない時代での商売は口コミが重要で「良いものをまじめに作る」で成り立ったかもしれませんが、情報が幾千万も飛び交う現代においては、「もの」「こと」がそこに存在することを自ら示さなければ埋もれてしまいます。

日本の中小零細企業はそこが弱いと感じることが多々あります。

弊社はだからこそ、このホームページリニューアルや定期的で全国的な展示会、そしてSNSでの発信など、積極的に「存在を示す」ことに取り組んでいます。もちろん誇大宣伝は致しません。部相応に正直にあるがままに皆様の前に現れます。それが、我々の大切にしている「ものづくり」を続けていくことにつながると信じています。

女性社員だろうが東京だろうが、トラックを運転し出展します(笑)。

次回からは、仕事の本質について発信していきます。お楽しみに。

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専務取締役

三渡 保典

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