山の中の木のイメージ
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さんずんごぶのお話 2

2025/01/16

建材事業部主任のうっちゃんです。

先日、こちら建材工場でも今シーズン初めての積雪がありました。
上の写真は、建材工場から見える風景で、私は毎朝の出勤時に必ず
日々変わる空の色、山の色、肌に感じる温度や湿度を感じながらこの
V字型の風景を見るのが習慣になっています。
この日は山もうっすら雪化粧。朝日に光るこんな風景が見られるのも
宍粟市で働いている者の特権ではないでしょうか。

さて、では今回の「さんずんごぶ」のお話。
しそうの森の木建材工場では、巾105mmの複層フローリングを
製造しています。

間伐材の小径木を製材してできた節の少ない板と、
死に節や、雨水の含侵による黒シミがある板を2枚接着し
厚み18mmのフローリング材に加工しています。

林業にとって、建築に使いやすい良い木を育てる上で
間伐というのは必ず行わなければいけません。
野菜や果物を育てる時に、間引きを行うのと似ていますね。

そして、間伐された原木を製材する際、
実は「さんずんごぶ」の寸法の板が非常に多く生み出されます。
これは、間伐材の直径が約25cm以下のものが多いのが大きな
理由です。丸い原木を四角い板にするので、直径25cmの原木が
そのまま25cm巾の板になるわけではなく、
およそ半分の巾になります。

だんだん「さんずんごぶ」について興味が湧いてきたところで・・・

また次回をお楽しみに。

内海 拓也の人物写真

建材事業部主任

内海 拓也

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